2021年7月上旬に発売されたLGモニター(24BL650C-BAJP)を購入したので、LGモニターのレビューとMacBookとの接続方法を紹介したいと思います。
購入して使っていますが、接続が簡単でノートパソコンを大画面で使えるので満足しています。
LGモニターは世界で初めて大型有機ELパネルの量産化に成功した有機ELパネルのトップブランドです。その技術力の高さからパソコン用のモニターとしても人気が高く4KやフルHDのモニターなど様々な種類が発売されています。
今回購入したLGモニター(24BL650C-BAJP)は4KではなくフルHDの23.8インチになりますがUSB-C接続ができ、比較的値段も安いのでUSB-C接続のLGモニターを探していた人は是非参考にしてくださいね。
フルHDモニターなので4Kには対応していませんが、モニターの高さ調整ができ、USB Type-C接続が出来るモニターとしては値段も安く満足です。
4KのUSB-C接続のモニターは高いってイメージがありましたが、フルHDだとお手頃な値段で手に入りました。
24BL650Cを購入した理由

1番は大画面で作業をしたかった事です。私は普段作業をするのに2015年製のMacBookを使っています。ですがノートパソコンだと画面が小さく感じ、日に日に目が疲れるようになってきたので大きい画面にしようと思いディスプレイを購入する事にしました。
接続方法を調べていた所、どうやらUSB-C接続だと線一本で映像と充電の両方出来るみたいなので、USB-C接続が出来る24〜27インチのディスプレイを探していたらなかなかいいお値段。
どうせ高いなら4Kモニターの購入を考えていたのですが、私のMacBookのスペックが古く快適に使えないかもしれないと考えUSB-Cで接続出来るフルHDディスプレイに絞り購入しようと考えました。色々なメーカーを探していたらタイミング良く24インチのLGモニターUSB-C接続フルHDが発売予定だったので早速予約し購入しました。
そんなにパソコンが詳しくないですが、素人目線で良かった点と残念だった点を踏まえてレビューしていきたいと思います。
届くのが待ちきれなくMagicMouse2を先に購入してしまいました。その後すぐにMagic Keyboardも購入しすぐに使えるように準備は完了。
クラムシェルモードでの使用を考えていたのでMacBookの放熱対策と机のスペース確保も兼ねてスタンドも一緒に購入しました。
LGモニター24BL650C-BAJPの特徴とスペック
個人的にMacBookをクラムシェルモードで使う為に必要な機能がありました。
- 入力端子:USD Type-C(USB PD)
- パネルタイプ:IPS
- 高さ調整機能
4Kは正直MacBookのスペックが低いのとそこまで4Kモニターにこだわりがなかったので除外しましたが、上記の3つは絶対に必要でした。
USB Type-C接続
USB-C接続でケーブル一本だけで接続するためには映像入力、データ転送、充電の3つが付いていればデスク周りがスッキリするのでこの条件に合うモニターを探しました。
IPSパネル

IPSパネルのメリットは斜めから見てもキレイに見える事です。写真は正面と斜めから撮影してみましたがちゃんとキレイに見えていますね。
高さ調整機能

机から画面の下までの高さ55~184mmまでの範囲を自由に調整可能。
画面を上に持ち上げたり、下に押したりするだけで高さ調整出来るので楽に調整出来るのは便利。
特徴
フリッカーセーフ
目の負担を軽減する機能の一つで、画面のチラつきを抑えてくれるので長時間作業していても目が疲れにくくなる機能です。
ブルーライト低減モード

上がノーマル、下がブルーライト軽減モードで撮影してみました。
日頃からブルーライトが気になる人にはありがたい機能ですね。
DASモード
パソコンでシビアなゲームをプレイする人には必須モードとなり、画面処理の遅延を抑えてくれるモード。そしてブラックスタビライザー機能も付いているので暗い場所に隠れた敵などもみつけやすくなるため、ゲームを有利に進めることができます。
スペック
LGモニター(24BL650C-BAJP)
| |
画面サイズ |
23.8インチ(アスペクト比16:9)
|
解像度 | 1920×1080 |
パネルタイプ | IPS |
視野角(水平/垂直) | 178°/178°(CR≧10) |
輝度 | 250cd/㎡ |
コントラスト比 | 1,000:1 |
応答時間 | 5ms |
入出力端子 |
USB-TypeC,HDMI,DisplayPort
|
スピーカー |
1.2w+1.2wのステレオスピーカー
|
幅×高さ×奥行き | 539×376-506×240(mm) |
重量 | 5.3kg |
高さ調整(ピボットあり) | 376-506(mm) |
MacBookをクラムシェルモードで使用する際の準備

MacBookをクラムシェルモードで使用するためにディスプレイだけでは操作出来ません。
ディスプレイだけでは操作出来ないので、MacBookとは別にマウスとキーボードが必要になってきます。そしてMacBookとディスプレイを繋ぐのにUSB-C接続をするのですがその際MacBookの熱対策として縦置きスタンドも合わせて購入しておくことをお勧めします。
縦置きスタンドはなくても構わないのですが、クラムシェルモードは充電をしながら画面を閉じて使うので、直置きだとMacBook本体の熱が逃げにくくなります。少しの時間使うだけなら問題ないと思いますが、長時間使うのならパソコン保護のためにスタンドを使用した方が良いでしょう。
スタンドの使用は熱対策の他にデスク周りをコンパクトにする目的もあるので一石二鳥です。
LGモニター24BL650C-BAJPの開封と外観

⇧届いた状態で撮った写真です。思っていたより大きく箱に入っている時点でちゃんと机に収まるのか不安がよぎります。

⇧とりあえずここから開封していきましょう。

⇧組み立ての説明書はダンボールに書かれています。組み立ての部品自体も少なく、工具も必要ないので大体の人は見なくてもわかると思いますが、不安な人はしっかり見ておきましょう。

⇧開けると土台、スタンド、コードが小分けにされて収納されています。

⇧下部にはディスプレイ本体が収納されています。

⇧付属品はこれぐらいでした。USB-Cのコードが付属品で付いてくるのはありがたいですね。

⇧ディスプレイ本体。

⇧ディスプレイ裏面

⇧スタンドの裏面

⇧フックを起こし、フックを手で持ちネジを回して固定する仕組みなので工具不要。わざわざ工具を買いに行く手間が省けるのでありがたいですね。

⇧ディスプレイにつけるスタンドの固定部分。ツノみたいに飛び出している金具部分が上にきます。

⇧慎重に上をはめます。

⇧上をはめてから下をはめ、カチッと音がなると完了です。

⇧完成写真。

⇧高さ調節も可能。

⇧画面の角度も調整可能です。
LG「24BL650C-BAJP」レビュー

LG「24BL650C-BAJP」の良いところ
- 全ケーブルが下出しできるので線をまとめやすい
- ケーブル一本で映像出力、データ転送、充電が可能
- スピーカー内蔵
全ケーブルが下出しできるので線をまとめやすい

上記の写真のようにLG「24BL650C-BAJP」のケーブルは全て下から接続するタイプになっているので線がまとめやすい
ケーブル一本で映像出力、データ転送、充電が可能

ケーブル一本で映像出力、データ転送、充電できるので、デスク周りがスッキリして便利。
さらにはピボット対応。
スピーカー内蔵
1.2w+1.2wのステレオスピーカーが内蔵されています。モニターによっては別売りの場合もあるので余計な出費がかかってしまいますが、「LGモニター24BL650C-BAJP」の場合初めから内蔵されているので心配ありません。
LG「24BL650C-BAJP」のイマイチなところ
- ACアダプターがでかい
- 画面がスリープモードのところから復帰するまでがワンテンポ遅い
ACアダプターがでかい

私は今までMacBookで作業していたぐらいで、まともにモニターを購入したのはLGディスプレイが初めてでした。
そのときに一番ビックリしたのがACアダプターのデカさ。
おそらく本体に内蔵されているのではなく外部に出している為に上記の写真のような大きさになっているのかな。
購入する際にはACアダプターがデカいことを知っておきましょう。
画面がスリープモードのところから復帰するまでがワンテンポ遅い
少し細かい話なのですが、スリープモードから立ち上がるときが遅い。
MacBookと比べるから余計に感じるのかも知れませんが、ワンテンポ遅れるイメージを想像してもらうとわかりやすいと思います。
ですが慣れてしまえば気にならなくなりました。
24BL650C-BAJPとMacBookの接続方法

⇧まずディスプレイの電源を繋ぎます。繋いだらMacBookとディスプレイを付属のUSB-Cで繋いで電源を入れると完了です。接続する線は二本だけなのですぐ出来ます。ちなみに写真右側がAC電源で左側がUSBポートです。

⇧電源や画面の明るさなど調整できるボタンはディスプレイの下面に付いているスティックで操作します。

⇧一回スティックを押すと写真のような画面が出てくるので、操作したい方向にスティックを倒します。わざわざボタンを探す手間も省けるし操作性もわかりやすいです。

⇧私は使わないですがピボット機能も付いています。
キーボードとマウスはMacBookの接続のままでOK

キーボードとマウスはあらかじめMacBookの接続をしておくと閉じた状態でも使えます。

⇧事前にこの画面からマウスとキーボードをBluetoothで繋いでおきましょう。
接続方法がわからない人はこちらで詳しく書いています。



⇧ディスプレイのスピーカーを使いたい人は環境設定→サウンドを選択。

⇧サウンドを選び、サウンドエフェクトの再生装置の項目が内蔵スピーカーになっているので、これをディスプレイのスピーカーに変えましょう。

⇧BL650が私のディスプレイのスピーカーになります。

⇧これで設定完了です。当然ですがディスプレイにスピーカーが付いていないとこの項目は表示されませんので、購入する時にスピーカー内蔵なのかを確かめてから購入する様にしましょう。
MacBookとディスプレイの設置風景

⇧上記の写真で察していただけると思いますが、ディスプレイが大きすぎてMacBookを置くスペースが無くなりました。やはりしっかりとサイズを測ってから買わないと痛い目に遭いますね。
ディスプレイの裏に二本見えているケーブルは一本は電源線でコンセントから取る線になり、もう一つのケーブルはディスプレイの裏のUSB-CとMacBookのUSB-C同士を繋いでいます。USB-C一本繋ぐだけでMacBookの充電も出来るのは、デスク廻りがスッキリしますね。

⇧スペースの問題で横に置く事が出来なかったので、仕方なくMacBookを下に置きました。本当は横向きに置く予定が、サイズを測らずに買ったので全ての計算が狂いました。
机の買い直しも検討しなくてはいけなくなりましたが、勉強代と思い諦めます。
ですがこれはこれで、USB-Cのコードが上向に出るのでコード自体にストレスはかからなさそうですね。

⇧全体的な配置はこの様になりました。もう少し大きい机にしたらMacBookの置き場所は解決出来そうです。線も二本しかないのでスッキリしています。
※追加 LGモニターに合わせたシンプルなデスクをDIYで作ってみました。

まとめ

いかがでしたか?
全体的に接続もしやすく良いディスプレイでした。何よりノートパソコンを大画面で使えるのは目に優しく見やすいので嬉しいですね。そして画面のON、OFFや調整するスティックがディスプレイの下面に付いているのが操作もしやすく視界に入らないのでデザイン的にも良い印象。
自宅で作業するのにノートパソコンの画面だと小さいと感じていた人にはディスプレイに繋ぎクラムシェルモードで作業すると効率アップしますね。キーボードとマウス、ディスプレイと揃えなければいけませんが、揃えるだけの価値はあると思うので、ノートパソコンでの作業に悩んでいた人は購入してみてはいかがでしょうか。
